銀行間で取引を行なう場合は、日本の中央銀行である日本銀行に口座を持ち、そこの資金で運用することが義務付けられています。
実際の決済は日銀RTGS(即時グロス決済)を利用します。そこで金融機関は、日銀ネットというネットワークに接続するシステムを導入する必要があり、本システムがそれに該当します。
APサーバ、DBサーバ(Oracle)、バックオフィスの常駐プロセスで構成されるAIXサーバと、クライアントのPCをLAN(WAN)で接続します。
AIXサーバと日銀ネットをバックシステムインタフェースで接続し、銀行間の即時決済をオンラインで行なえるようにしています。その環境で動くソフトウェアを開発しました。(下図ご参照)
クライアント側はFlex2、XML、JAVA、サーバ側は、JAVA、UNIX-C、PL/SQL(ORACLE)の言語を使用しています。
最初はクライアント−サーバ構成のシステムで、クライアント側はDELPHIで開発されたため、DELPHIを使うこともあります。
納入先が金融機関に特化され、また、扱う単位が高額(100億円)なため、ミッションクリティカルなシステムです。
基本的な機能はパッケージとして汎用的に開発し、金融機関単位での開発をしやすいように、柔軟性を意識した設計や プログラムとなっています。
金融機関は日銀RTGSを行なうことが必須です。当システムはそれに対応するものであり、社会的インフラとしての役割も大きいものです。
今後も「日銀のRTGS」は多機能化が進みますが、当システムも順次機能追加で対応していくため、金融機関のコスト増を抑える効果があります。
日銀RTGSとして公開されている、当預、国債、担保、外為について、全て適用可能です。