電気使用料金を計算する業務システムです。このシステムで料金計算処理を行った結果は、別の関連システムに引き継がれます。収支管理システムや請求管理システム等の関連システムで、料金計算処理結果を引き継いで処理することで、最終的に各契約者(一般家庭や法人等)に請求書が発行されます。
料金計算は、大きく2つのサブシステムで構成されます。
通常の、料金計算処理を行います。契約者毎の契約内容に対応した計算方式に則って、一定単位期間*1毎に計測された使用量分の料金を計算します。
*1: 一定単位期間;通常は一ヶ月間。契約のタイミングやその他の事情で、期間が前後することがあります。
大量な計算対象件数を一括して料金計算できるよう、バッチ処理(一括処理)で構築しています。
契約変更等の事情で、(表1)の定例計算が出来ない場合に使う計算処理です。契約種別変更や解約などの契約変更で定例計算出来ないケースや、何らかの事情で再計算が必要となったケースで、個別計算や、臨時の再計算を行うものです。このサブシステムでは、オンラインで再計算指示、訂正、補正計算内容の登録等を行い、バッチ処理で最終的な結果を作成します。このため、このサブシステムは、オンライン処理とバッチ処理で構成されます。尚、オンライン処理機能には、次の4種を設け、訂正や補正計算の内容により使い分けできます。
| オンライン機能名 | 内 容 |
|---|---|
| 再計算指示 | 定例計算時に、計算に必要なデータが不足していて、正しく計算できなかったケース等での再計算指示。不足データを追加登録した後、再度、通常の計算処理を行う。 |
| 金額訂正 | 再計算指示等では正しい計算が出来ないケースの場合、料金を個別に算出し、料金請求データに反映させるためのデータ訂正処理。 |
| 請求止め | 料金算出した後、何らかの事情で請求発行に回せない場合、請求発行を止める処理。 |
| 少額料金請求保留解除 | 少額料金(1,000円未満)の場合、当月請求分が翌月請求まで「保留」されることがある。この「保留」状態を解除し、当月分として請求発行させる処理。 |
大量処理と例外処理に対応した構成
電力料金計算業務